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「自分ごと」は社会を動かすキーワード!
日々、膨大な情報に囲まれる生活者。メディアを通して流れる情報の99%はスルーされる時代です。
では、選ばれる1%の情報とは何でしょうか。
それは、生活者にとって「自分ごと」の情報です。選ばれた情報は、多くの伝達ツールをもった生活者によって、多くの人に伝播されます。そう、社会を動かすカギは、「自分ごと」なのです。
1980年代に大衆消費社会の終焉を「分衆の時代」と称し、新しい消費者を「生活者」と呼んだ博報堂が、今日の情報社会を「情報スルー社会」と称しました。IT化による情報の増加は、誰もが情報発信できる社会と言われてきました。しかし、その本質は、「誰もが情報をスルーする社会」です。届いたDMは封も切らずに捨てられる、内容も見ないで削除されるメールの数々。それらは消費者が無意識に、情報の洪水から身を守るための術とも言えます。この情報がスルーされる時代において、情報を伝えるためのキーワードが「自分ごと」です。情報をスルーする一方で、消費者は情報発信のさまざまなツールも手に入れました。そこで、「自分ごと化」された情報の伝播力は、破壊的になります。
本書ではカゴメ、ライオン、コーセー、シブヤ大学などの事例も含め、多くの身近な話を通して、この情報スルー社会の様相と、「自分ごと」の必要性を述べています。
どんなけ価値のある情報を流そうにも、多くの人にとっては「他人ごと」と受け取られてしまいます。それでは情報は「流す」ことはできても、「受け取ってもらう」ことはできません。では、どうすれば、情報を届けることができるのでしょうか。そのための必要な考え方が満載されていえる一冊です。マーケティングやメディアに関わる人はもちろん、人を動かす仕事をしている人のために。
2009年に広告業界で一世を風靡した同書の電子書籍版です。
●著者紹介
博報堂DYグループ エンゲージメント研究会
博報DYホールディングス、博報堂、大広、読売広告社、博報堂DYメディアパートナーズの5社からの選抜メンバーにより構成される企業グループ内プロジェクト。メンバーは経営企画、研究開発、営業、制作、ストラテジー、プロモーション、インタラクティブ、メディアプラニング、コンテンツ開発などさまざまな職種から構成されている。
●本書は、ダイヤモンド社発行の『「自分ごと」だと人は動く』(2009年11月)のiPhone/iPad版です。
【動作条件】
・iPod touch、iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4、iPad
・iOS 4.0以上